『おしいれのぼうけん』が伝えたいこと、あらすじと考察、学べること、親子の感想など。

2024/05/01

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絵本のプロフィール

作者:ふるたたるひ、たばたせいいち
出版社:童心社
発行:1974年
対象年齢:3歳から

要約

保育園のお昼寝の時間に叱られ、押入れに閉じ込められた男の子2人が、こわいねずみばあさんの世界に冒険する物語。最後に押入れ遊びが解禁され、子どもたちの楽しい場所になる話。

この絵本から学べること


※ 項目の特性上、ここから先は本の内容に触れていきます。いわゆるネタバレが含まれてしまう可能性があることをご了承の上、お読みください。

友情の尊さ

困難な状況の中で、さとしとあきらが互いを励まし合い、力を合わせて立ち向かっていく姿が描かれています。友情の尊さ、助け合うことの大切さがわかります。ねずみに群がられたシーンで「あーくん、てだ、てをつなごう」とさとしがあきらを助けるところはいつみてもジンときます。

想像と現実のはざま

さとしとあきらが保育園(現実)とねずみばあさんの世界(空想)を行き来する様子が描かれています。これは子どもの心の自由さが表現されていると思います。境界線のない世界観を行ったり来たりできる絵本は、子どもにとっては新鮮なようです。

体罰の問題点

最初は先生が子どもを押入れに閉じ込める体罰的な対応をしていましたが、最後にはそれを反省する流れになっています。現代ではこれが体罰であるという認識は当たり前のように広がっていますが、1974年当時でも体罰がマイナスの影響を与えかねないということが最後で描かれているように思います。

冒険心の大切さ

物語の後半で、押入れや人形が子どもたちにとって楽しいものに変わっていきます。それは子どもの冒険心や好奇心を妨げずに育むことの重要性を教えてくれていると思います。

ファンタジーの魅力

現実とファンタジーが見事に融合した物語展開には、子どもを夢の世界へいざなう魔力があります。ファンタジーの持つ魅力と可能性を感じさせてくれます。

※ この項目は、ブログ主の主観に基づいて書いております。著作者様の思想や感情を反映したものではありません。
※ お子さまの心の成長や読書感想文のご参考、または大人の方の自己啓発にお役に立てたら嬉しいです。
※ まだ作品を読んでいないかたは、ぜひ書店や図書館等で探して読んでみてくださいね。

子ども(6歳)の感想

・ねずみばあさんなんか怖くない(3歳の頃はすごく怖がっていましたw)
・幼稚園には押し入れなんてなかったよ(お昼寝がないからねw)
・なんでこの二人は謝らなかったんだろうね。悪いことをしたんだから謝らないと(謝ったらストーリーが進まないじゃん、とは言いません←)

母親の感想

私も子どもの頃に読んだことのある本です。子どもの頃は「なんで先生が謝ってるんだろう」と思いましたが、大人になると先生が謝った理由もよくわかりますね。反省させるために押し入れに入れて恐怖で支配しようとしてしまった、そのことをみずの先生は後悔しているのだと思います。押し入れの中に広がる夜の世界、ねずみの世界の描写が素晴らしい作品。ホラーとして読んでも、友情物語として読んでも面白い名作です。気になる方は是非読んでみてください。

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