昨日、娘の習い事の待機時間に星乃珈琲店でシュークリームを食べました。本当はケーキセットを食べたかったのですがお目当ての品は残念ながら売り切れでして。

さて。シュークリームは、パイ生地の中にクリームを詰めた洋菓子の一種……なんてそんな説明はいらないですね(笑)。星乃珈琲店のシュークリームは、もふもふの可愛らしい見た目と、もったりと濃いカスタードホイップクリームの食感が特徴的でした。

価格

単品：￥380

ドリンク付：￥780

食べた感想

黄金色に焼き上げられたパイ生地が美しく、上面にはパウダーシュガーがふんわりとかけられています。まるで赤ちゃんみたいで可愛いですね。撫でちゃいたいところでしたが、隣の席の人をギョッとさせてはいけないと思い、奇行は控えました。バターを使ったシュー生地はしっかりとした食感があり、歯ごたえも適度にありました。腹持ちがいい系のシューです。

次に、シュークリームの中身に注目です。星乃珈琲店のオリジナルのカスタードホイップクリームが贅沢に詰められています。ぎっしりです。このクリームは、濃厚でありながらも軽やかな口当たりです。パイ生地とクリームのバランスが絶妙で、一口食べるごとに幸せな気分になれます。

星乃珈琲店の雰囲気も、シュークリームを楽しむのに最適でした。落ち着いた店内で、ゆったりとした時間を過ごしながら、美味しいシュークリームとコーヒーをいただくことができました。

娘の習い事を待ちながら、村上春樹著『一人称単数』を読んでいました。相変わらず恥じらいのない大胆な女性が小気味いいです。目が滑ってるうちに全裸になっています。

シュークリーム小説、いきます

外は小雨が降っている。店内にはビル・エヴァンスの曲が流れている。星乃珈琲店のずっしりと重みのある、どっしりとしたシュークリーム。まるで小さな生き物みたいに、じっとそこに佇んでいる。

僕はそれを手に取り、一口かじる。パリッとしたシュー生地を歯で砕くと、中からトロリとしたクリームがあふれ出してくる。濃厚な甘みが口の中いっぱいに広がっていく。

不思議とこのシュークリームは、彼女のことを連想させる。一見クールで近寄りがたい印象を与えながら、その内側には驚くほど優しく繊細な心を秘めている。

やれやれ。世界は複雑だ。人の心もまた然り。相反するものが同居し、絶妙なバランスを保っている。

僕はコーヒーを一口すすり、雨に濡れた街を眺めながら、そんなことを考えていた。シュークリームを食べ終え、皿の上に残ったクリームを指先で拭う。甘みが余韻のようにかすかに残っている。

ビル・エヴァンスのピアノは、まだ雨の中で静かに響いている。

まとめ

星乃珈琲店のシュークリームは見た目も味も満足度の高い洋菓子だと思います。カフェタイムのお供にぴったりのスイーツなので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。