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【怖い?トラウマ?】『ねないこだれだ』が伝えたいこと、あらすじと考察、学べること、親子の感想など。



絵本のプロフィール

作者:せなけいこ
出版社:福音館書店
発行:1969年
対象年齢:0歳から

要約

夜中はおばけの時間であることを示す寝かしつけ絵本。

この絵本から学べること


※ 項目の特性上、ここから先は本の内容に触れていきます。いわゆるネタバレが含まれてしまう可能性があることをご了承の上、お読みください。

◆想像力の大切さ

この絵本は子どもの想像力を刺激し、非日常の冒険を楽しむことができるストーリーになっています。おばけの世界への飛行は不思議な出来事。しかし、そこから先は描かれていません。読者の想像力をかき立て、物語をより楽しませていると思います。

◆寝る前のルーティンの大切さ

寝る前の絵本は子どもとの特別な時間です。この作品はおやすみ前のルーティンとしてとても役に立ちます。

◆『おばけ』を楽しむこと

この絵本は、子どもを怖がらせるために描かれたものではありません。以下、せなさんの言葉を引用します。

  ”私の本にでてくるおばけは、子どもを脅すおばけではないんです。ましてや誰かが死んで、化けて出てくるのでもない。おばけは、おばけの世界で自由気ままに生きている。そして、子どもはそのことを知っているのです。だからちょっぴり怖くても、やっぱりおばけが好きで仕方ないんです(名作絵本「ねないこだれだ」の意外な真実 子どもの世界はきれいごとだけじゃない | 読書 | 東洋経済オンライン

また、しつけの絵本でもないとせなさんは言っています。

おばけは子どもたちにとって興味深く新鮮な存在であり、また、挑戦的な状況に対処する力を養う手段の一つにもなり得ます。怖がるお子さんにはその辺りを補助してあげてもいいかもしれませんね。

◆親子の絆の強化

この絵本は、初めは母子分離不安を引き起こさせることもあるかもわかりません(実際、うちの長女が最初はそうでした)。しかし、それでもこの作品に出てくるおばけが気になるみたいで、毎晩のように「読んで」と持ってきました。親子で物語を共有し、「おばけの世界ってどんな感じなのかなあ」「おばけは悪いから夜中でもお菓子をたくさん食べるかなあ」などと話しながら眠りにつくこともありました。

※ この項目は、ブログ主の主観に基づいて書いております。著作者様の思想や感情を反映したものではありません。
※ お子さまの心の成長や読書感想文のご参考、または大人の方の自己啓発にお役に立てたら嬉しいです。
※ まだ作品を読んでいないかたは、ぜひ書店や図書館等で探して読んでみてくださいね。

子ども(5歳)の感想

・おばけが可愛い
・最初はちょっと怖かった
・おばけの世界、行って帰って来れるなら行ってみたいけど一人じゃやだ(笑)

母親の感想

この作品は私も子どもの頃に母親に読んでもらった記憶があります。しかし、私の母は私を怖がらせようとして読み聞かせしていたと思います(笑)。なので、私は小さな頃はこの絵本を怖い絵本だと誤解していました。
でも、親になって再び手に取ってみると「なんだ、可愛いじゃん」って。
読み聞かせする人によって、だいぶ印象が変わる絵本なのかもしれません。そのため、親が「とっとと寝ろ」と強い意識を持って読み聞かせしてしまうと、子どもにとってこの絵本が「こわい」「トラウマ」みたいな印象になってしまうのかも……。だけど、せなさんはそんなつもりでは全然書いていないんですよね。

せなさんの作品に出てくるおばけはとても魅力的。お友達になりたくなるような、そんな愛嬌があると思います。
夜空を飛んでいく場面は、ちょっとトトロっぽくて好きです(笑)。

ではでは。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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