絵本のプロフィール
作者:村山桂子
絵:堀内誠一
出版社:福音館書店
発行:1963年
対象年齢:3歳から
要約
まみちゃんへのプレゼントのあいすくりーむを持ったたろうが、商店街や賑やかな通りを慌てて進んで行こうとするお話。
この絵本から学べること
※ 項目の特性上、ここから先は本の内容に触れていきます。いわゆるネタバレが含まれてしまう可能性があることをご了承の上、お読みください。
この物語は、たろうたちがまみちゃんの家に行く際、横断歩道や信号を無視して行こうとする場面が描かれています。ここからわかることは、交通ルールや安全に配慮することの重要性です。大人たちがたろうたちに対して安全に注意するように伝えていることから、安全第一の大切さが伝わってきます。
◆思いやりと友情
たろうはまみちゃんの誕生日にお祝いに行くため、アイスクリームや花を持っています。これは友情と思いやりの表れであり、誰かを思いやる心の大切さを示しています。喜びを分かち合うことは、良好な人間関係を築く上で重要です。
◆規則を守ることの重要性
子どもたちは大人の指導を聞き、横断歩道や信号の決まりを守るという描写があります。これは、規則を守ることが自分や他人を守るために重要であることを示しています。
◆大人の役割と影響
この作品に登場する大人たちは、子どもたちの行動に対して注意や指導を行います。これは、大人の存在が子どもの行動や態度に影響を与えることを示しています。大人が子どもに良い手本を示すことで、正しい行動や価値観を伝えることができるということが表現されているのではないかと思います。
◆楽しさと責任のバランス
たろうたちが楽しみながら友達の家に向かう道中、安全や規則を守るために努力します。楽しさを追求するよりも、安全、周囲への配慮を忘れないことが大切であることが示されています。
以上のことから、この物語は子どもたちに対して安全、思いやり、規則遵守、大人の影響、楽しさと責任のバランスなど、生活や社会で大切な価値観や教訓を伝えることを意図しているのではないかと私は考えます。
※ この項目は、ブログ主の主観に基づいて書いております。著作者様の思想や感情を反映したものではありません。
※ お子さまの心の成長や読書感想文のご参考、または大人の方の自己啓発にお役に立てたら嬉しいです。
※ まだ作品を読んでいないかたは、ぜひ書店や図書館等で探して読んでみてくださいね。
子ども(5歳)の感想
・なんで子どもだけでお友達の家に行っていいの?私も行きたい!(母困惑w)
・ちゃんと一列になって歩いているのは偉いと思う(謎の上から目線w)
母親の感想
この作品は、子どもの頃に保育園で読み聞かせしてもらって好きだった絵本です。
内容よりも絵のほうがインパクトがあって「あ、覚えてる!」ってなった絵本。思わず書店で見つけて買ってしまいました。
道を走ると危ない、黄色信号は渡らない、横断歩道を渡りましょうなど、基本的な交通ルールが学べると同時に、子どもを惹きつける色鮮やかなイラストが魅力的な絵本だと思います。
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