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絵本『まほうつかいのでし』のあらすじと学べること、感想(ネタバレあり)



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絵本の紹介

原作:ゲーテ
文:江國滋
絵:上野紀子
出版社:世界文化ワンダークリエイト(ワンダー名作選)
発行:2019年
対象年齢:3歳〜

あらすじ

まほうつかいのだいせんせいは、とってもえらくていばっています。
弟子のシビチに魔法をちっともおしえてくれません。
ある日、大先生はおでかけします。いつも大忙しのシビチは「さぼれるぞ」と思いますが、大先生から桶に水を汲んでおくように頼まれます。やりたくないなあとグズグズ考えるシビチ。
そこでひらめきます。魔法をつかって水汲みしよう!

しかしそれは大失敗。家の中がひっちゃかめっちゃか大変なことに……!

この絵本で学べること

・見よう見まね、中途半端な知識で魔法は使えない
・うぬぼれは大きな間違いである

子ども(5歳)の感想

・ほうきがシビチの言うことを聞かないのが面白い!
・明日から魔法を教えてもらえるようになってよかったと思う

母親の感想

ゲーテというと『ファウスト』や『若きウェルテルの悩み』の印象が強いですが、それ以前に彼は詩人であり、長い間、ずっと詩を書いていました(『魔王』もゲーテですね!)。

サボろうとする心によって、その後ドタバタとよくない展開になることは私にも思い当たる節があります。5歳の娘も思い当たる節があったようで……(笑)。
そんな状況を面白おかしく描いているため、読んでいる私も、聞いている娘も爆笑しながら作品を楽しみました。

子どもの成長において「もしかしたらできるかも!」というポジティブな気持ちを持つことは大切ですが、その気持ちだけで魔法のような高等テクニックを使いこなせるほど甘くはないぞ、という、そのあたりのバランス感覚が絶妙な絵本だと思います。
挑戦したからこそ、だいせんせいから「明日から魔法を教えるぞ」の言葉をいただけた、という解釈もできます。

千里の道も一歩から。シビチも立派な魔法使いに成長できるといいですね!
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