絵本のプロフィール
タイトル:『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』
作者:柴田ケイコ
出版社:KADOKAWA
発行:2022年
対象年齢:3歳〜
要約
おにぎりばかりの生活にうんざりしたおにぎりぼうやが、美味しいパンを追い求める旅に出る物語。
この絵本から学べること
※ 項目の特性上、ここから先は本の内容に触れていきます。いわゆるネタバレが含まれてしまう可能性があることをご了承の上、お読みください。
◆自己探求と自己決定の重要性
おにぎりぼうやは、自分の毎日の食事に疑問を抱き、新しい食べ物を求める旅に出ます。好みを追求し、自己の選択に基づいた道を進むことは、自分の人生を生きるという意味でとても大切なことです。
◆新しい経験の大切さ
おにぎりぼうやは、おじさんからパンを紹介されて初めてその美味しさを知りました。これは、新しい経験や未知なものに対してオープンマインドであることが成長や発見をもたらすことを示唆しています。
◆家族と環境との関係性
この作品は、家族や環境についても考えさせられます。自己を形成する上で大きく影響する「育ち」。それを超えて、自分自身の目標や幸福を追求する勇気、行動力には見習うべきでしょう(後にどろぼうになってしまったことはさておき←)。
◆自信と成長の追求
おにぎりぼうやは、親に反発してパン追求の道を選びました。自分の選択に自信を持ち、親に立ち向かう勇気と覚悟を持つことで、圧倒的成長をすることができるのでしょう。
※ この項目は、ブログ主の主観に基づいて書いております。著作者様の思想や感情を反映したものではありません。
※ お子さまの心の成長や読書感想文のご参考、または大人の方の自己啓発にお役に立てたら嬉しいです。
※ まだ作品を読んでいないかたは、ぜひ書店や図書館等で探して読んでみてくださいね。
子ども(5歳)の感想
・パンどろぼうの昔のことが知れて面白かった
・何回読んでもパンどろぼうのシリーズは面白い
母親の感想
私が読み聞かせをする前から、娘はこの作品を幼稚園で知っていたらしく、見せた瞬間に「ああ、それね。中はねずみだよ!」と嬉しそうにネタバレしてきました(笑)。
このシリーズを読むときは、娘の目の動きが激しくて面白いんです。隅から隅まで全部絵をみたい!という欲求がすごいというか(笑)。でも気持ちはわかります。柴田ケイコさんの絵ってずっと見ていて楽しいし、もっと奥まで、細かいところまで全部見たい!ってなるんですよね。不思議に惹きつけられてしまいます。
ちなみに、私はこの作品を読む前まで、おにぎりぼうやはパンどろぼうの親戚か彼女かと思っていました(笑)。
ではでは。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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