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【絵本】『こねこのチョコレート』を読み聞かせ🍫4歳(年少)の子どもの感想

B.K. ウィルソン  (著), 大社 玲子 (イラスト), Barbara Ker Wilson (原著), 小林 いづみ (翻訳)

あらすじ

ジェニーは4歳の女の子。明日は、弟のクリストファーの誕生日です。ジェニーは、お母さんとプレゼントを買いに出かけ、「こねこのチョコレート」を買います。けれども、その晩、おいしそうなチョコレートのことばかり考えて、眠れなくなってしまいます。とうとうジェニーはベッドを抜け出し……。(こねこのチョコレート

チョコが気になって仕方ないジェニー、それに共感する娘が可愛い(笑)

さっそくネタバレですが──ジェニーは弟の誕生日の前日、プレゼントのため"こねこのチョコレート"を買います。自分の部屋に隠して持っておきますが、どうにもそれが気になって眠れない……。この気持ち、4歳の娘にもよくわかるみたいで、「◯◯(娘の名前)もお菓子1個だけって言われるのに何回もお菓子の箱見るよね」「それで我慢できなくなって暴れる」と言って笑っていました(笑)。メタ認知能力あるなあ(笑)。
次のページをめくると、我慢できずにパクッと1つ、ジェニーはチョコを食べてしまいます。すると娘は「ああ、叱られるね」と言いました。すっかりジェニーを自分に置き換えてお話の中に入っています。こねこのチョコレートは合計8個。1個食べたけど、これじゃあお腹の中のこねこちゃんが1匹で寂しいんじゃない?などと理由をつけて2個目もパクリ。3個目もパクッ。
――物語は「弟のために買ったんだから、食べちゃだめ!」という自制心と、「ひとつくらいなら食べてもいいよね……?」という悪魔の誘いと戦うジェニーの心理描写が丁寧に描かれ、子供だけでなく、大人の共感も呼ぶストーリーになっている。(画家・大社玲子さんの絵本「こねこのチョコレート」 主人公の心理の移ろいにミステリアスな味わいを|好書好日

8個のうち3個食べてしまったら……?

ここで私は娘にクイズを出題してみました。
「チョコレートは合計8個あったけど、3個食べちゃったね。残りはあといくつあると思う?」「5個」「え、即答」
たまたまかもしれませんが、引き算の問題に正解しました。びっくりした(笑)。
たまに駄菓子屋さんにいって、「全部で10個選んでね。ちゃんと数えながら買うんだよ」ということをやるのですが、それでもしかしたら計算力が鍛えられたのかもしれません。わかりませんけどね(笑)。

結局全部食べてしまって、大後悔するジェニーの心情

その夜、ジェニーはプレゼントのチョコをすべて食べてしまいました。そして翌日、弟の誕生日パーティー。お父さんもお母さんもおばあちゃんもみんな弟のクリストファーにプレゼントを渡します。クリストファーは大喜び。そしてお姉ちゃんからは何がもらえるのかなと期待に胸を膨らませて受け取ると──からっぽの箱──。
ジェニーは思わず泣いてしまいます。なぜか私もここで泣きそうになりました。私も食欲が強いほうなので、これに近い後悔を何度も味わっているので(笑)。
「ママ、泣きそう?」「うん」「ジェニーが叱られるから?」
いや、ジェニーは叱られていません。娘的にはジェニーが叱られると思ったから泣いている、という理解のようでしたので、「食べちゃった自分に後悔して悲しいんだよ。それがママにもわかるから泣きそうなんだ」と言いました。娘は「???」といった具合。
そういえば、誰かのものを食べてしまったり奪ってしまったせいで、相手を悲しませてしまったという経験が娘にはないのかもしれません。だからジェニーが泣いている理由は「叱られるから」と思ったのかな?

イラストは画家の大杜玲子さん

どこか懐かしくて温かいイラストを描いているのは画家の大杜玲子さんです。児童文学の挿絵なんかも描いているみたいですね。水彩画ですがすべてカラーで書いているわけではなく、所々でモノクロになるので(心理描写部分かな?)、文章だけでも引き込まれるのが、さらにグッと自分の中に世界が入ってくる感じがします。

まとめ

毎日1冊は読み聞かせしているのですが、今月に入ってからどうにも娘にヒットする作品に出会えなくて……。それでようやく一緒に楽しめる絵本に出会えました。娘の成長具合もこの絵本のおかげでなんとなく確認できたのもよかった(笑)。
すごく可愛い絵本なので、もしよかったら読んでみてくださいね。ではでは、最後まで読んでくれてありがとうございました。

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