娘の絵本コーナーの一部。あんまり整理整頓されていないっていうw |
未就園児だった頃と比べて、だいぶ読み聞かせの際に集中していられるようになった我が娘。3歳前半までは図鑑系や絵が可愛いもの以外ほとんど受けつけなかったのですが、最近は内容も理解、共感できるようになってきたようです。静かにちゃんと聞いてくれることも多くなってきて、母は感動しているぞ!ということで今回は、そんな娘の最近読んで反応が良かった絵本を7つ紹介していきたいと思います。
1.11ぴきのねことへんなねこ
私的には『11ぴきのねことあほうどり』を推したいところなのですが、娘はこれに出てくるみずたまねこがお気に入りで何度も読んでとせがんできます(図書館でギリギリまで借りて、また借りてを繰り返しました。もう買った方がいいか?w)
シリーズ全作のなかでもこれだけ異様に反応します。内容的にはちょっとSFっぽさもあるかな。UFOとかそっち系です。(馬場のぼる・作)
2.なんでもないなつの日「夏のゆうぐれ」
イギリスの農園、夏の夕方の風景を、ほとんど言葉ではなく絵で見せるというタイプの想像力育む系絵本。田舎育ちの母親的には「めっちゃエモい」という感想。娘は細部までジーッと目を凝らしてみています。ページをめくろうとしても「ダメ。まだ見てる」といって先に進ませてくれません。だからといって、自分ではまだ読めないっていう。じっくり15分ぐらい集中して絵本を楽しむので、集中力も育まれる系かもしれません(個人の感想です)。(ウォルター・デ・ラ・メア・作、カロリーナ・ラベイ・絵、海後礼子・訳)
3.だっしゅつせよ!ゾンビタウン
このゾンビタウンはゲーム性があるからか、一時期毎日のように読んで読んでとせがんできました。端的に言うと『ウォーリーを探せ』をもっとエンタメ系にした感じ。アトラクションめいろ絵本!って書いてありますね。五感を刺激して考える力を育てる、とも(え、五感?)。アイテムを見つけながら、ゾンビに捕まらないように一緒にソワソワしながら読むのが楽しいです。(カヤマタイガ・作)
4. ペネロペ うみであそぶ
仕掛け絵本ってすぐ壊されちゃうからあんまり買ってあげたくないのですが(←ぉぃ)、これは古本屋さんで見つけたので買ってあげちゃいました。ペネロペ可愛いし。よくある海遊びの日の1日。最後におじいちゃんにソフトクリームを買ってもらう(ネタバレ)という流れで、ぶっちゃけストーリーに起伏も面白みもありませんが、仕掛けのおかげで何回も何回も読んで読んでとせがんできます。(アン・グットマン・作、ゲオルグ・ハレンスレーベン・絵、ひがしかずこ・訳)
5.はりねずみのピックル
母子ともに泣きながら読む情操教育系絵本。トゲトゲのはりねずみ、ピックルには友達がいなかったけれど、いじめられっ子の芋虫ちゃんとお友達になって…それから…という流れに、思わず読みながら「アッ…ウゥゥウウアアアア!」と叫び泣きそうになるやつです。いや、本当に。読み終わると娘はいつも抱っこをせがんできます。そしてそのまま眠るっていう。
女子パウロ会から出ている絵本なので、キリスト教的な教えもあるのかもしれません。(山崎陽子・佐久、いもとようこ・絵)
6.そらまめくんのベッド
幼稚園の先生に何度か読んでもらったことがあるらしく、図書館や本屋さんにいくたびに「そらまめくんだ〜」と反応しています。1度図書館から借りて読み聞かせしてみたのですが、内容を頭の中で完全に覚えているため、読んでる最中から何度も娘にネタバレされました。たんぽぽの綿毛でふわふわのベッドをつくるんだけど……他のおまめの友達も読んで自慢しようとするんだけど……みたいな内容でした。すごく可愛い!これもいくつかシリーズで出ているようなので、また借りてきて読んでみたいと思います。(なかやみわ・作)
7.おとうさんがねるときは(年少のとも2021.9号)
おとうさんが ねるときは|福音館書店幼稚園から持って帰ってくるサブスクの絵本。9月号のこれが娘的にようやくヒットだったようです。いや、それまでも面白がって読んでいたんですけど、これは爆笑していました。まずしょっぱなからお父さんが巨大っていうw ツッコミどころ満載、子どもの心をくすぐりまくりの内容になっています。(岡田よしたか・作)
余談:グリム童話系はまだ早い?
シンデレラや白雪姫などの女の子の憧れキラキラ系は喜ぶのですが、ヘンゼルとグレーテルとかブレーメンの音楽隊は「あー、そうですか。で?」みたいな反応しかしてくれません。反応してくれればまだいいほうで、なんなら途中から「もういい。読むのやめて」的なことも。まだ早いのか、絵が気に食わないのか、単純につまらないのか。それとも最近笑わせる系絵本ノチョイスに走りすぎたか←
ちなみに、↓のいっすんぼうしは読み始めると3分で寝るので寝かしつけにはおすすめですw
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