イソップ物語『うさぎとかめ』のあらすじと教訓、伝えたいことや感想など。

2024/06/08

童話・寓話 文学

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みなさん、こんにちは。

今日は古くから語り継がれてきた名作「うさぎとかめ」について、あらすじや教訓に触れて書いていきたいと思います。

あらすじ

ある日、うさぎとかめが出会いました。うさぎは自分のスピードに自信があり、かめを馬鹿にしていました。

「おまえなんかでは、私の足元にも及ばない。かめってのは動きが遅すぎるよ」

かめは黙って聞いていましたが、腹の中では「うさぎ君の走る速さは分かっているが、これは根気の勝負なのだ」と考えていました。

うさぎはかめを見下し続け、とうとう競争を申し込みます。コースは遠く離れた大きな木の下までの直線コースでした。

「うさぎ君が速いのは分かっているが、腕力では私に勝てまい」と、かめは静かに言いました。

うさぎは馬鹿にしながらもその申し出を受けました。ふたりはスタート地点に並び、「よーいどん!」の合図で競争が始まりました。

うさぎはすぐに大きく加速し、かめを大きく引き離しました。かめは黙々と、ゆっくりと一歩一歩を進めていきます。

うさぎはかめを大きく離して余裕を持ったあまり、道端の木陰で昼寝をとってしまいました。一方、かめは燃えるように徹夜で進み、ゆっくりとゴール地点に近づいていきます。

しばらくすると、うさぎは突然目が覚めました。かめの姿が見えず、それどころか遥か遠くにゴールの木が見えます。うさぎは慌ててダッシュをかけましたが、かめはすでにゴール付近に来ており、うさぎが必死に走り込んだときにはすでにゴールを通過していました。

うさぎはがっくりとうなだれ、かめの勝利を認めざるを得ませんでした。

この作品が伝えたいこと・教訓

過信は禁物

うさぎの敗因は、自分の足の速さを過信していたことにあります。確かにうさぎの走る速さはかめの比ではありませんでした。しかし、うさぎは油断して昼寝をしてしまった結果、かめに逆転を許してしまいました。自分の長所を前面に押し出しすぎるあまり、相手を舐めてしまうと痛い目に合うということです!

諦めない根気と継続力の大切さ 

かめが勝った最大の理由は、諦めずに最後まで全力を尽くし続けたことにあります。スピードは遅くとも、着実にゴールに向かって進み続けたことがうさぎとの決定的な差となりました。人生の勝負でも、最初からリードが離れている場合でも、あきらめずに根気強く取り組み続ければ、勝機はあるということですね。

環境を冷静に判断する大切さ

この話で象徴的なのは、うさぎがスピードに囚われすぎてしまい、環境の変化に気づけなかったことです。昼寝をし、かめに追い抜かれてしまったのは、スピードしか頭になかったからです。時と場合に応じて冷静に立ち止まり、環境を見渡す大切さを教えられます。

感想というか雑記というか

子どもの頃から慣れ親しんできたこの物語。夏休みの宿題なんかは、私は完全にうさぎタイプでした(笑)。7月中に8割がた終わらせて余裕をぶっこいていたら、後半になって2割が終わらせられない……みたいな(汗)。7月は学校が終わったばかりで学習習慣もそのまま引き継げるのですが、8月に1週間でもサボッたものなら、たかだか1枚のプリントを終わらせるだけでも億劫になるんですよね。とにかくダルいという。そんな環境(環境?)の変化を想定できず、毎年苦労していた覚えがあります。

宿題など勉強に限らず、毎日の生活習慣においても、かめタイプになることはとても大切だと思います。筋トレとか、食事とか、運動とかね。

今ダイエットをしているのですが、継続こそが勝利ってことで、かめになって頑張っていきたい次第でございます。ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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