【育児】自分の時間がない?そんなときは子どもに「他者の時間を尊重する」を教えよう

2024/04/25

育児のお悩み

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はじめに

子育て中の親にとって、自分の時間を確保することは大きな課題です。子どもが中心の生活では、自分の趣味や休息の時間を持つことが難しく感じられるパパママは多いのではないでしょうか。しかし、令和のこの時代、親も自分らしく生きることが、子どもの健全な成長にとって重要なのではないかと私は思います。

私自身、6歳の娘を育てながら、自分の時間を確保することの大切さを実感しています。以前は、娘に「ママも自分の時間がほしい」と伝えても、なかなか理解してもらえませんでした。ほんの少しのボーッとする時間さえなかった時期は、CPUが常に100%みたいな状態で、ストレスマックス。いつぶっ壊れるかわからないぐらいでした(笑)。しかし、根気強く「ママも自分の時間が……」と伝え続けていたら、娘も少しずつ理解を示してくれるようになりました。

以下、私が実践してある程度うまくいったことをいくつかまとめていきたいと思います。

育児中の自分の時間の作り方は?

1. 子どもに「自分の時間の必要性」を伝える

子どもに「自分の時間の必要性」を理解してもらうためには、具体的に伝えることが大切だと思います。例えば、「◯◯ちゃんががおやつを食べたり遊んだりしている2時から3時までの間、一人で本を読む時間がほしい」と伝えることで、子どもも理解しやすくなるようです。子どもの年齢に合わせて、分かりやすく説明することが重要かと思います。うちの娘は年長さんの半ばぐらいから「人は誰でも自分の時間が必要なのだ」ということを少しずつ理解し始めました。お友達が砂場で遊びたいときはその子は砂場で遊べばいいし、自分が一輪車をしたいときは一輪車をすればいい。自由時間は誰に拘束されることなく、自分が好きなことを。そんなふうに考え、他者の時間も尊重できるようになってきたのもこの頃だったと思います。

2. マルチタスクは難しいことを伝える

私はマルチタスクが得意ではないタイプです。料理をしながら娘とおしゃべりをするのは苦手で、ついついイライラしてしまうこともあります。料理をしているあいだも、自分一人の時間として確保しないとしんどいというのが正直なところ。

ある日、料理に集中したいなか、娘がずっと話しかけてきました。思わず手を滑らせ、包丁で指を切ってしまいました。このことに、娘はひどくショックを受けていました。白目を剥きながら「ママが料理をしているときは、静かに待っていてね」と伝えました。それでも最初のうちは難しかったですが、根気強く伝え続けることで、娘も少しずつ理解を示してくれるようになりました。おしゃべりが好きな娘のため、どうしても話しかけてくるというのはありますが、以前よりもだいぶ減りました。

育児のなにがつらいって「料理しているときぐらい休ませてくれ」みたいなわけわからん状況になることですよね。子どもがいると常に何かしています。子どもが幼稚園や学校に行っているときでさえ、仕事しながら子どものことを考える。そもそもが常にマルチタスク。そこにビャーッて話しかけられが発生したらトリプルタスク、さらに下の子が泣き出したらクワトロタスク(そんな言葉あるのか?)。親の業です(笑)。

3. 周りの協力を得る

子育てをしながら自分の時間を持つためには、周りの協力を得ることも大切です。配偶者や祖父母、友人に子守をお願いしたり、ベビーシッターを利用したりすることで、自分の時間を確保することができます。

また、地域の子育て支援サービスを活用するのもいいと思います。一時預かりをやっているところもあるので、そのような施設を利用して、自分の時間を持ってみてください。

親が自分の時間を大切にすることの重要性

親が自分の時間を持つことは、子どもにとってもよい影響を与えると私は思います。親が自分らしく生き生きと過ごす姿を見せることで、子どもは「自分の時間を大切にすること」や「他者の時間を尊重すること」を学ぶのではないでしょうか。

また、親が自分の時間を持つことで、ストレスが軽減され、子育てに対する前向きな気持ちを維持することができます。子育ては長い道のりです。親が心身ともに健康であることが、何より大切なことだと思います。また、自分の時間を確保することで過保護や過干渉になってしまうことも防げます。昨今取り上げられる毒親問題には、過干渉の問題も孕んでいるようです。自分の価値観を子どもに押しつけないようにするためには、子どもとべったりになりすぎず、親子として適切な距離感で接していきたいものです。

まとめ

令和の子育ては、親の自己犠牲を強いるものではありません。親が心身ともに健康で満たされていることが、何より子どものためになるという価値観に保護者はアップデートしていかなければいけない頃です。周りのサポートを得ながら、子どもにも協力してもらいながら、マイペースで自分らしい子育てを楽しんでいきましょう。

最初は難しいかもしれませんが、根気強く言い聞かせることで、親子でお互いの時間を尊重し合えるようになると思います。子どもに自分の時間の大切さを伝え、一緒に過ごす時間も大切にしながら、バランスのとれた生活を目指していきたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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