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絵本『100万回生きたねこ』の読み聞かせをした感想と考察(ネタバレあり)


あらすじ

 100万回も生まれ変わることができる能力を持ったねこのおはなし。 
 毎回生まれ変わるたびに、場所や時代が違います。
 あるときの生まれは王さまのねこ、あるときは船のりのねこ、手品つかい、どろぼう、ひとりぼっちのおばあさん、とあるおんなのこ……。
 しかしねこは、どの人生でも満足することができませんでした。どんなに生まれ変わっても、自分の人生を生きられなかったからです。

   “あるとき、ねこは だれの ねこでも ありませんでした。
  のらねこだったのです。
  ねこは はじめて 自分の ねこに なりました。”

 ここから、ねこ自身の人生が動き出します。

子ども(5歳)の感想


 ねこが何回も死んでしまうのがかわいそうだった。
 だけど、最後は幸せに好きなねこと暮らすことができてよかったと思う。

母親(私)の感想


 ねこはいろんな人と一緒に暮らしましたが、ずっと孤独だったようです。誰かのためではなく、自分自身のために生きてはじめて、幸せになれるということを教えてくれる絵本でした。
 後半、ねこは悲しみや別れを経験します。生きていく上で必要な痛みではありますが、これは前半の痛みも知っているからこそグッとくるつらさ……。
 何度も生き返ったねこでしたが、自分の存在意義や幸せ、愛を知ったねこは、最後は決して生き返ることはありませんでした。

作者は何を伝えたいのか。それは、自分の人生を生きるということ。
『100万回生きたねこ』は、命の尊さと喜び、人間と動物とのつながりをテーマにした感動的な物語です。
 読みながら泣いてしまったため、娘には笑われてしまいましたw

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